2018年 02月 19日
藤井五段、六段に昇段! |
17日は、異例のことですが号外が二つも出ました。
一つはもちろん、ピョンチャンオリンピックでのフィギュアスケート男子の羽生結弦選手、宇野昌磨選手の金、銀メダルダブル獲得の記事ですが、もう一つは、現役最年少の中学生棋士、藤井聡太五段が「第11回朝日杯将棋オープン戦」で初優勝を飾り、規定により同日付で六段に昇段し、初の中学生六段が誕生したというものでした。
17日午前の準決勝で初めて公式戦で羽生善治竜王と対戦した藤井五段でしたが、大接戦の末、119手で見事羽生竜王に勝利し、午後の決勝戦に駒を進めました。
※羽生竜王「負けました」(NHKテレビ)
ついに決勝に進出した藤井五段、決勝戦でも広瀬章人八段を終始積極的に攻め続け、117手で勝利し、見事に15歳6か月という史上最年少での棋戦初優勝を果たしました。
※お願いします(AbemaTV)
※広瀬八段「負けました」(AbemaTV)
この朝日杯は全棋士参加の公式戦ですので、上位に勝ち残るのは当然のことながらトップ棋士ばかりで、この日の準決勝でも藤井五段以外の3人は全員A級棋士ということからしても、優勝した藤井新六段の実力は既に棋界トップクラスにあるということを示しています。
※朝日杯トーナメント表(AbemaTV)
デビュー以来、次々に記録を塗り替えている藤井新六段ですが、五段になったのもつい先日のことなのに、在籍わずか16日間という驚異的なスピードでここを駆け抜けました。
またまた連勝を重ね、現在11連勝中のようですが、今となってはどの棋士と当っても勝つのが当り前で、二ケタ連勝を続けていると言っても不思議と驚きはありません。
われわれがそう感じるのも、いよいよもって彼の強さが本物であるという証しのようにも思えます。
by ikemoto04lp
| 2018-02-19 08:30
| 社会
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Comments(2)
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ikuohasegawa at 2018-02-20 05:41
羽生、宇野、藤井の次は小平。めでたいことが続きますね。
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ikemoto04lp at 2018-02-20 10:28