2018年 02月 18日
羽生選手、オリンピック連覇! |
いやあ、感動しました!
昨日、ピョンチャンオリンピックの男子フィギュアスケートのフリーが行われ、前日のショートプログラムで首位に立った羽生結弦選手が、フリーでも2位となって合計317.85点で見事優勝し、1952年のディック・バトン氏(米国)以来、66年ぶりのオリンピック連覇を達成するとともに、今大会の日本勢金メダル第1号となりました。
日本勢は、宇野昌磨選手も銀メダルを獲得し、日本フィギュアとしては史上初のダブル表彰台となりました。
※日本勢ダブル表彰(テレビ朝日)
羽生選手は大けがを克服しての優勝ですので、その価値もうれしさも倍増でしょうが、けがを負って以来、弱音こそ吐かねど、周囲はもとより本人が一番不安な気持ちを抱えていたに違いありません。
それでもなお、日本国中が羽生選手へオリンピック連覇の大きな期待を寄せていましたので、本人のプレッシャーは計り知れないものがあったでしょうが、それを逆にバネにして演技に活かすのですから、一見ひ弱に見えるその姿からは到底想像もつかない強い精神力を持ち合わせているのでしょうね。
今大会に至るまでの苦しい日々の思いをおくびにも出さず自身の内にしまい込んで、その上で結果を出したのですから、前回の金メダル以上に深い感慨があるであろうことは、演技終了後に珍しく見せた彼の涙が明瞭に物語っています。
※万感胸に迫る思いだったでしょう(NHKテレビ)
NHKニュースで、韓国の一人の女性ファンが、羽生選手が言った「努力はうそをつく、でも無駄にはならない」という言葉が好きだと言っていました。
普通、スポーツの世界にあっては、「努力なくして栄光なし」とか「努力すれば必ず報われる」という言葉はよく耳にするのですが、この羽生選手のちょっと変わった言い回しは、一瞬奇妙に聞こえます。
普通、スポーツの世界にあっては、「努力なくして栄光なし」とか「努力すれば必ず報われる」という言葉はよく耳にするのですが、この羽生選手のちょっと変わった言い回しは、一瞬奇妙に聞こえます。
ですが、よくよく考えると、いかにもその通りだと思える真理であり、トップアスリートの言葉だけに説得力があります。
カッコつけたうわべだけの言葉の激励と違って、すべてのアスリートに対するこの上もない励ましの言葉のように思えます。
また4年後にオリンピック3連覇を狙う羽生選手の勇姿が見られるかどうかはわかりませんが、宇野選手という優秀な後継者も生まれましたから、日本フィギュア陣にとってもわれわれにとっても新たな希望と期待が膨らみますね。
by ikemoto04lp
| 2018-02-18 10:47
| その他スポーツ
|
Trackback
|
Comments(4)
Commented
by
ikuohasegawa at 2018-02-19 05:20
羽生、宇野、そして藤井。
久しぶりに、スカッとする日になりました。
久しぶりに、スカッとする日になりました。
0
Commented
by
ikemoto04lp at 2018-02-19 09:34
ほんとにそうでしたね。
この日二人の羽生が登場して、各々の明暗が分かれたのですが、読み方が違うので、カミさんは大いに不思議がっていました。
この日二人の羽生が登場して、各々の明暗が分かれたのですが、読み方が違うので、カミさんは大いに不思議がっていました。
Commented
by
ikuohasegawa at 2018-02-20 05:40
そのうち、NHKの「名前でガッテン」? でとりあげるでしょうね。
Commented
by
ikemoto04lp at 2018-02-20 10:19
そうかもしれませんね。