2017年 11月 27日
千葉紅葉狩り旅行 その2 |
千葉旅行二日目の最初に向かったのは、ホテルからさほど遠くない「清水渓流公園」です。
「清水渓流公園」と言えば、SNS上で拡散して一躍その名を知られるようになった「濃溝の滝」が有名なのですが、週末ともなればそれ目当てに多くの観光客が押しかけてきます。
一口に「濃溝の滝」と言っても、実際には、ほとんどの観光客の目当ては滝の先にある「亀の岩洞窟」のようですね。
私は「亀の岩洞窟」の名前だけは知っていたものの、場所は知らなかったのですが、数年前までさんざんプレーしたことのある「君津香木原CC」の極々近くだったんですね。
公園の前の道は数えきれないほど通り過ぎていたのにねえ・・・。
現地に着いて早速、観光名所の「亀の岩洞窟」に向かいました。
この次に向かったのは亀山ダムでしたが、「紅葉に染まるダム湖」という事前の触れ込みにもかかわらず、時期が早すぎたのか、現地は緑ばかりが目立っていましたので、早々に次の目的地「粟又の滝」へ向かいました。
※緑いっぱいの亀山湖
※房総の名瀑「粟又の滝」
次に向かったのは紅葉観賞としては最後の地となる「養老渓谷」です。
養老渓谷は、前日の雨による増水の影響で、橋替わりとなっている飛び石の一つが崩れて通行止めとなったため、川沿いの散策は一部しかできず、ツアーは「弘文洞跡」の景観観賞と「出世観音」の参拝に留まりました。
「弘文洞跡」に向かう途中に不思議なトンネルがあるのですが、何が不思議かと言うと、何とトンネルが2階建てになっているんですね。
※今や名所となりつつある2階建てトンネル
2階建てになったわけは、新たに西側の道路に接続するトンネルを設けたところ、既存のトンネルより低い位置に掘削したため、高低差により空間ができたのですが、それを埋めずにそのままにしたため2つの出口ができたということらしいです。
また、トンネル自体は1本なのに、東西の入口には別々の名前が記されていて、東側から92mが「向山トンネル」、西側から23mが「共栄トンネル」だそうですよ。
トンネルを抜けるとすぐそこはもう養老渓谷で、「弘文洞跡」まで川沿いに小道を進んで行きます。
歩くこと10分ほどで目指す「弘文洞跡」に到着しました。
弘文洞という名の由来は、壬申の乱に敗れ自害した弘文天皇(大友皇子)にちなんだもので、この辺りは妃の十市姫とともにゆかりの深い土地だそうです。
なぜ弘文洞跡かと言いますと、以前は上部がつながっていてトンネル状だったものが、昭和54年5月に上部が崩落して空間となったからだそうですが、いずれにしても、この巨大な洞が人工物というのですから驚きです。
「弘文洞跡」を観終わった後は「出世観音」に向かったのですが、ここに参るのは16年ぶりのことになります。
※久しぶりに訪れた出世観音
ところで、16年ぶりに当地を訪れたと書きましたが、当時泊まった「岩風呂」という旅館は、残念ながら既に閉館となっていました。
※「岩風呂」(その先に見える「養老館」も閉館)
こうして、紅葉観賞の目的地はすべて終了し、後はツアー最終目的地である「東京ドイツ村」を目指すばかりです。
by ikemoto04lp
| 2017-11-27 11:26
| 旅
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Comments(2)
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ikuohasegawa at 2017-11-29 08:15
美しい写真の数々で、行かなくても満足してしまいました。
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ikemoto04lp at 2017-11-29 09:47
そうですね。実物よりも写真で見た方がより感動する場合がありますからね。