2015年 01月 19日
『出張!おふくろゴハン』 |
少し前の話題になりますが、4日にTBSで放送された『出張!おふくろゴハン』に私の知り合いが出ました。親子とも高校の後輩で、息子の明良(あきら)君は高校時代は野球部員で、お母さんは野球部保護者会の代表でした。
番組は、明良君が現在カンボジアでボランティア活動をしているところに、突然お母さんが訪れてドッキリさせた後、懐かしいおふくろの手料理をふるまうという趣向です。
番組は、明良君が現在カンボジアでボランティア活動をしているところに、突然お母さんが訪れてドッキリさせた後、懐かしいおふくろの手料理をふるまうという趣向です。
一見、無責任とも思える野放図な行動に出る昨今の若者にあって、明良君も、大学を辞めて海外ボランティア活動に行くという姿だけ見ると、いかにも自分勝手な若者と思えるのですが、実はそうではないんですね。
明良君のボランティア活動は今に始まったことではなく、東日本大震災の時、以前の野球部仲間といっしょに蒲田駅の街頭に立って、義援金を募ったことに始まります。
その時も、多くの人はそう思っていてもなかなか具体的行動に移せないでいるのに、勇気をもって立ち上がった明良君の姿に大いに感心しましたが、要するに、自分にしっかりとした考えがあって、それを具体的行動にしているだけの話なんですね。(でも、これが凡人にはなかなかできない)
明良君は、たとえ自らの行動が独りよがりと思われても、正しいと信じて行えば、やがて周囲の理解も得られるようになるはずであり、最も大事なことは行動を起こすことであって、それは若い今しかできないのだということを私たちに教えてくれています。
その辺のところは、お母さんもよく理解していて、番組の最後に言っています。
「あなたが生きている今日という日は、きっと、死んだ誰かが本当に生きようと思った一日のはずだから、後悔しないように今日という日を生きるしかない」と・・・。
お母さんの、明良君に寄せる深い愛情と信頼を垣間見たような気がします。
番組を見終って、翌日お母さんに、「正月早々、泣かせてくれては困るじゃないか」と苦情のメールを差し上げました。ご本人は、専らテレビ写りの方を気にしていましたが、お互いの照れくささを抑えながら親子の本音を語り合えたことは、よい記念になったと振り返っています。
現在、お母さんは、社会保険労務士の資格をお持ちで、障害年金の専門家として障害者の様々な問題に取り組んでいます。自ら事務所を構えて、積極的に活動するその姿は、明良君以上に社会に貢献しようとするがんばり屋さんの姿でもあります。
by ikemoto04lp
| 2015-01-19 09:22
| 生活
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Comments(2)
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ikuohasegawa at 2015-01-20 07:56
たいしたものですね。
ボランティアの真似事しか出来ません。
ボランティアの真似事しか出来ません。
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ikemoto04lp at 2015-01-20 09:02