2017年 01月 22日
帝京大 大健闘! |
昨日、第54回ラグビー日本選手権の準決勝が大阪・花園ラグビー場で行われ、大学選手権8連覇の帝京大がトップリーグチャンピオンのサントリーに挑みました。
結果は、地力に勝るサントリーが54-29で勝利して、社会人王者の貫禄を示しましたが、学生王者の帝京大の健闘も大いに称賛されるべき内容の好ゲームでした。
サントリーのスターティングメンバーはベストメンバーではありませんでしたが、そのことが帝京大の健闘を軽んじるものでは決してありません。
ゲームは、風上から攻めるサントリーが前半12分にまず先制のトライ(ゴール)を奪いましたが、帝京大も直後の14分に同点に追いつくという思いもよらない接戦模様で、その後に両チーム2トライ(ゴール)ずつを加えて、前半はなんと21-21の同点で折り返すという展開で、風下の不利をものともせず帝京大が大健闘を見せました。
※前半終了間際、同点に追いつくトライを決める竹山選手
後半は帝京大が風上になりますので、「ひょっとすると大番狂わせが起きるかも」と大いに期待しましたが、ラグビーの奇跡はそう簡単には起こりません。
ここから地力の差が出ました。サントリーは、速い球回しで運動量の落ちた帝京大のスペースを突いて次々にトライを奪ってゆき、終わってみればダブルスコアに近い点差となってしまいました。
※ゴールキック終了と同時にノーサイド
来年度からは、日本選手権の試合方式が変わって学生枠が撤廃されるそうなので、しばらくは(永久にかな?)学生の姿が見られなくなるのですが、日本選手権が社会人だけで行われるとなると、トップリーグのプレーオフを見せられるようなもので、学生贔屓の私としては、何とも寂しい限りです。
アメフトもいずれそうなるのかなあ・・・。
by ikemoto04lp
| 2017-01-22 07:15
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Comments(2)
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ikuohasegawa at 2017-01-23 06:03
日本選手権の学生枠が撤廃される。
ということは学生は弱いから日本選手権に出さないということなの?
ということは学生は弱いから日本選手権に出さないということなの?
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ikemoto04lp at 2017-01-23 08:24
2年後の日本開催のワールドカップに向けた代表チーム強化と代表選手の過密日程緩和が狙いのようですが、要するに学生が弱いために出る幕がなくなるということです。
協会側は、一応、「ワールドカップまでの暫定的な措置になる見通しだ」としていますがね・・・。
協会側は、一応、「ワールドカップまでの暫定的な措置になる見通しだ」としていますがね・・・。