2016年 09月 17日
里帰り 最終日 |
広島里帰り三日目の最終日は、三原市の隣り町「尾道」の観光です。
尾道と言えば、この町出身の大林宣彦監督の『転校生』をすぐに思い出します。
私が上京して以来、尾道を訪れるのは3度目となりますが、今回の観光の目的の一つは、最近首都圏でも注目を集めている「尾道ラーメン」を食べることです。
尾道には、昔からラーメンはありましたが、昔の素朴な味がより洗練された味に進化して、ご当地ラーメンブームにも乗って急に評判になったようですね。
三原市街地からは20分ほどで尾道に着きますが、尾道に来たら必ず「千光寺」にお参りすることにしていますので、この日も着いてすぐにロープウェイ乗り場に向かいました。
山頂の駅には3分ほどで到着しますが、千光寺へはそこから急坂を10分ほど下っていきます。
※山頂の公園展望台から尾道を一望
※千光寺本堂
※こちらはお馴染みの景色
千光寺拝観を終えて山頂の駅に戻り、再びロープウェイに乗って山を下り、次はいよいよ尾道ラーメンです。
※尾道の町並み
ロープウェイで山を下りるとき、大学生らしき3人組と知り合ったのですが、訊くと東京から来たそうで、その内の二人は、なんと今夏の甲子園切符を争った八王子高校と東海大菅生高校の出身とのことでした。
彼らの目当てもラーメンで、私たちが目指している店「壱番館」に向かっていましたが、なぜか、その店に着いてからこちらにUターンしてきますので、訊いてみると行列が半端じゃないので、別の店にするのだそうでした。
※3人組は、こちらの店に並びました。
私たちは初志貫徹で「壱番館」に並びましたが、到着した時は20人くらいが並んでいて、確かにすごい人気ぶりです。
昼時ですので、行列の中にはもちろん地元の方もいますが、だいたいが観光客のようで、私たちの後ろのアベックも京都の丹後から来たのだと言っていました。
※すごい人気です。
待つこと20分ほどで店内に通され、早速ラーメンを注文しました。
私が頼んだのは味玉ラーメンですが、きれいな仕上げですね。
昔食べた時の素朴な中華そばといった印象とは違って、煮干しに鶏ガラを加えたスープは明らかに進化して美味しくなっていて、いくら飲んでも飽きが来ません。
煮玉子、チャーシューも丁寧な作りで、昔は見られなかった出来具合です。
もっとも、最近は首都圏でもいろんな地方のラーメンを食べられるので、現代の尾道ラーメンの味も知っているだけに、格別美味しいとは思えず、まあ普通に美味しいという程度でした。
※味玉ラーメン(670円は安い)
尾道観光が終われば、この度の里帰りツアーはすべて終了し、あとは家路に就くばかりですので、三原駅に引き返しました。
三原駅前でレンタカーを返した後に、土産を買って新幹線の待合室で予定の列車を待つことにしましたが、それまでにはまだ2時間余りもありますので、チケットを1時間早い列車に変更してもらいました。
※福山城(乗換駅の福山駅のホームから)
こうして、無事3日間の里帰りツアーは終了して、我が家に帰り着いたのは午後7時半頃のことでした。
by ikemoto04lp
| 2016-09-17 11:14
| 旅
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Comments(2)
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ikuohasegawa at 2016-09-18 06:37
写真を見ると崖のようですが、千光寺さんは観音様ですか。
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ikemoto04lp at 2016-09-19 08:40
ええ、ご本尊は千手観音だそうです。