2016年 01月 06日
正月に呑んだ酒 |
友人H氏の昨年末のブログに触発されて正月用のお酒に『大七』の純米生酛を購入したのですが、なにせ四合瓶のためあっという間に空になってしまい、2日に高島屋の初売りに行った際、一升瓶を新たに買い求めました。
その酒は、大分県国東市にある萱島酒造の『西の関』手造り純米です。
この2本、実は「日本名門酒会」という組織が主催している「プロが選んだ鰻に合う酒2015」の第1位と第2位の酒なんです。
『西の関』は、審査会開始以来10年連続第1位といいますから、立派なもんです。
両銘柄とも、昨今の地酒ブームに乗ってバカ高い値段がする酒と違って、普通の値段で普通に手に入る酒ですので、気軽に楽しめる酒ですね。
「鰻に合う」と言うからには、食中酒として主役の鰻との相性が抜群ということなのでしょう。
昨今のバカ高地酒は、ほとんどが「芳醇辛口」といったものばかりで、酒そのものが主役の趣きがありますが、これらの酒は、料理を引き立てる脇役としての役目をしっかり心得ていて、後に辛味を残さない淡麗な味わいです。
米の旨みをしっかり料理に合わせているということなのでしょうね。
参考までに、H氏のために審査会で出た審査員のコメントをご紹介しておきましょう。
★『西の関』へのコメント
・お酒とうなぎの一体感を強く感じる。強調するというよりは
手と手をつなぐイメージ。余韻が長い。
・日本酒のなめらかさとコク、うなぎの濃醇さとの相性が絶妙。
お互いの良いところを引き立て合う。
・うなぎの旨味を酒が引き立てる。余韻が長く旨味が残り、
もう一回食べたくなる。
・うなぎの香ばしさ、旨味、タレとの調和がみごと。両方の旨味を
引き出す印象。
★『大七』へのコメント
・酸味がうなぎの脂分や全体の味わいをサッと洗い流してくれる。
後味がスッキリする。
・鼻から抜けるお酒の香りも良く、うなぎの邪魔をしない。酸がなめらか。
・うなぎの旨味をお酒が包み込むように、やわらかく引き立てる。
ふくよかに旨味があがる。
・口中でもとろみを感じる。おだやかでしっかりとした酸が脂をスッキリ
させる。余韻も長い。
その酒は、大分県国東市にある萱島酒造の『西の関』手造り純米です。
この2本、実は「日本名門酒会」という組織が主催している「プロが選んだ鰻に合う酒2015」の第1位と第2位の酒なんです。
『西の関』は、審査会開始以来10年連続第1位といいますから、立派なもんです。
両銘柄とも、昨今の地酒ブームに乗ってバカ高い値段がする酒と違って、普通の値段で普通に手に入る酒ですので、気軽に楽しめる酒ですね。
「鰻に合う」と言うからには、食中酒として主役の鰻との相性が抜群ということなのでしょう。
昨今のバカ高地酒は、ほとんどが「芳醇辛口」といったものばかりで、酒そのものが主役の趣きがありますが、これらの酒は、料理を引き立てる脇役としての役目をしっかり心得ていて、後に辛味を残さない淡麗な味わいです。
米の旨みをしっかり料理に合わせているということなのでしょうね。
参考までに、H氏のために審査会で出た審査員のコメントをご紹介しておきましょう。
★『西の関』へのコメント
・お酒とうなぎの一体感を強く感じる。強調するというよりは
手と手をつなぐイメージ。余韻が長い。
・日本酒のなめらかさとコク、うなぎの濃醇さとの相性が絶妙。
お互いの良いところを引き立て合う。
・うなぎの旨味を酒が引き立てる。余韻が長く旨味が残り、
もう一回食べたくなる。
・うなぎの香ばしさ、旨味、タレとの調和がみごと。両方の旨味を
引き出す印象。
★『大七』へのコメント
・酸味がうなぎの脂分や全体の味わいをサッと洗い流してくれる。
後味がスッキリする。
・鼻から抜けるお酒の香りも良く、うなぎの邪魔をしない。酸がなめらか。
・うなぎの旨味をお酒が包み込むように、やわらかく引き立てる。
ふくよかに旨味があがる。
・口中でもとろみを感じる。おだやかでしっかりとした酸が脂をスッキリ
させる。余韻も長い。
by ikemoto04lp
| 2016-01-06 07:57
| 酒
|
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Comments(2)
Commented
by
ikuohasegawa at 2016-01-06 08:52
情報ありがとうございます。
正月は例の獺祭と、〆張鶴の生酒しぼりたてを飲んでいました。西の関を飲んでみます。
うなぎ屋へは持って行けないけれどね。
正月は例の獺祭と、〆張鶴の生酒しぼりたてを飲んでいました。西の関を飲んでみます。
うなぎ屋へは持って行けないけれどね。
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Commented
by
ikemoto04lp at 2016-01-07 08:18
うちは一流店ですと言わんばかりに『十四代』や『獺祭』を置く店は多いですが、プロが認めるという『西の関』を置いている店は少ないと思います。見かけたら、ぜひお試しください。