2015年 06月 27日
『紀土』 |
今呑んでいる日本酒です。
和歌山県海南市の『紀土(KID)』純米大吟醸です。
使用米は山田錦で、精米歩合50%、日本酒度+3 酸度1.5という仕上がりのこの酒は、精米の度合いこそそう高くはありませんが、まさに現代の酒造りの王道を往っています。
一口呑んで、ガーンときました。実に美味い酒で、同じ50%の『獺祭』を初めて呑んだ時と似た衝撃を味わいました。
確かに、『獺祭』とよく似ていますが、同じ50%でもこちらの方がさらにフルーティで、しかも爽やかで優しいキレがあります。
今や『獺祭50%』は名前が売れてしまって、1800mlが8,000円以上と倍以上の値がついて、しかも手に入りにくくなっていますが、この『紀土』は税込3,000円ちょいですから、コストパフォーマンスにも大変優れています。
願わくは、第二の『獺祭』にならないでほしいということですね。
蔵元「平和酒蔵」の創業は比較的新しく昭和3年のことで、現当主の山本典正氏は4代目ですが、京大経済学部卒のインテリという変わり種です。
当主曰く、「『紀土』というネーミングは、『紀州の風土』という意味からつけた」そうで、「紀州の風土を感じていただければ幸いです」と言っていますが、さすがに私はそこまでは感じることができません。
この酒は友人のH氏にぜひ薦めたい酒です。と言うのも、注文した酒屋が金沢文庫の「田島屋酒店」だからです。H氏なら、送料がかからないでしょうからね。
和歌山県海南市の『紀土(KID)』純米大吟醸です。
使用米は山田錦で、精米歩合50%、日本酒度+3 酸度1.5という仕上がりのこの酒は、精米の度合いこそそう高くはありませんが、まさに現代の酒造りの王道を往っています。
確かに、『獺祭』とよく似ていますが、同じ50%でもこちらの方がさらにフルーティで、しかも爽やかで優しいキレがあります。
今や『獺祭50%』は名前が売れてしまって、1800mlが8,000円以上と倍以上の値がついて、しかも手に入りにくくなっていますが、この『紀土』は税込3,000円ちょいですから、コストパフォーマンスにも大変優れています。
願わくは、第二の『獺祭』にならないでほしいということですね。
蔵元「平和酒蔵」の創業は比較的新しく昭和3年のことで、現当主の山本典正氏は4代目ですが、京大経済学部卒のインテリという変わり種です。
当主曰く、「『紀土』というネーミングは、『紀州の風土』という意味からつけた」そうで、「紀州の風土を感じていただければ幸いです」と言っていますが、さすがに私はそこまでは感じることができません。
この酒は友人のH氏にぜひ薦めたい酒です。と言うのも、注文した酒屋が金沢文庫の「田島屋酒店」だからです。H氏なら、送料がかからないでしょうからね。
by ikemoto04lp
| 2015-06-27 08:24
| 酒
|
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Comments(2)
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ikuohasegawa at 2015-06-28 04:18
酒屋は知っています。金沢文庫の駅前ですね。行ってみます。
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ikemoto04lp at 2015-06-28 07:14
ぜひお試しあれ。『獺祭50%』が手に入りにくくなっているので、ちょうどいいと思います。